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NPO法人OD-NET(卵子提供登録支援団体)について

NPO法人OD-NET 卵子提供登録支援団体とは?

 生まれつきの体質で卵巣機能が低下している女性(ターナー症候群など)や、若くして卵巣機能が低下して月経が止まってしまう早発閉経の女性が、日本全国にはたくさんおられます。ターナー症候群の女性は、2000人に一人の割合で発生しています。また、早発閉経の女性の割合は100人に一人です。
 このような女性達の生き方は様々です。結婚しない人生、結婚して子どもを持たない夫婦だけの人生、結婚して養子や里子を迎える人生、そして結婚して子どもを産む人生。女性であれば、子どもを産まなければいけないという社会の風潮は変えていかなければなりません。

 しかし、選択肢の一つとして、このような女性達が、母親になりたい!!と妊娠・出産を望んでも、通常の治療での妊娠は困難な場合がほとんどです。唯一希望をもてる治療法は、現在のところ、卵子提供による体外受精です。しかし、我が国の現状は、未だ非配偶者体外受精の議論は進んでおらず、実施されているのは姉妹・友人からの卵子提供によるケースのみです。そうした、提供者(姉妹・友人)のいない女性には、海外での体外受精を実施するしか方法がありませんが、そのためには高額な費用が必要となります。それに加えて精神的な不安・やりきれなさは計り知れません。

 NPO法人OD-NETは、このような女性達の為に、卵子を提供して下さる女性を募り、協力施設(不妊専門クリニック)で提供卵子による体外受精が実施できるように支援する団体です。この団体は、若くして卵巣機能が低下した当事者の望みを代弁する家族が中心となり、小児科医・不妊専門医・法律家・心理カウンセラーの協力を得て、組織されたものです。

 私は、長年こうしたご相談を受ける窓口という立場から、若くして卵巣機能が低下した当事者の悩み・苦しんでいる声を数多く聞かせていただいております。そんな思いに希望の光を送りたい!!と願っております。どうか、卵子のない若い女性のために、善意で卵子提供を申し出て下さることを強く望みます。
 このような登録支援活動は我が国では初の試みです。第三者からの卵子提供による体外受精に対しては倫理的、社会的立場から、依然として異論が多いのも事実であります。
 しかし、悩み苦しんでいる女性がたくさんおられるという現実を知っていただいた上で、卵子提供医療にご理解をいただき、一人でも多くの方々から卵子提供の登録をしていただけることを切に願っております。

平成24年8月
NPO法人OD-NET代表
岸本佐智子

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